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イーサリアム投資商品に7週連続資金流入|市場はCPI・FOMC前に様子見ムードへ

2025.06.11

ニュース

はじめに

仮想通貨市場では、イーサリアム(ETH)を中心とした投資商品の人気が継続しています。CoinSharesの最新レポートによれば、イーサリアムへの資金流入は7週連続で続いており、直近1週間では約3億ドル(約427億円)の純流入を記録しました。一方、ビットコイン(BTC)への資金は2週連続で純流出しており、市場全体では投資家がやや慎重な姿勢を強めています。今週の米CPIやFOMC会合を控えた状況のなか、仮想通貨市場における資金動向には注目が集まります。

概要

CoinSharesのリサーチ責任者ジェームズ・バターフィル氏によると、イーサリアム投資商品は7週連続で資金純流入が続いており、先週だけで約3億ドルが流入。これは昨年の米大統領選以来、最も強い流入傾向とされ、市場心理の大幅な改善を示唆しています。一方、ビットコイン投資商品では、約5,650万ドルが純流出し、2週連続のマイナスとなりました。全体のデジタル資産投資商品では8週連続のプラス推移となっていますが、資金流入ペースはやや減速しており、今後の経済指標発表を前に投資家は様子見を強めています。

まとめ

イーサリアムへの資金流入が顕著に続くなかで、ビットコインやショート系商品の流出は、投資家の慎重な姿勢を浮き彫りにしています。今週は、米CPIやPPI、さらにはFOMC会合といった重要な経済イベントが控えており、市場のボラティリティが高まる可能性もあります。今後の相場展開は、マクロ経済指標の内容と金融政策の方向性に大きく左右される見通しです。イーサリアムに対する資金の集中が継続するか、それとも他銘柄に波及するか、注目が集まります。

(参照):イーサリアム投資商品、7週連続で資金が純流入 全体的には投資家は様子見姿勢に

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