米ドルに連動するステーブルコイン「USDT」を購入したいものの、日本の取引所で見つからず、買い方に悩んでいませんか。
現時点では、国内の登録事業者を通じて日本円でUSDTを直接購入することはできません。そのため、国内取引所で送金用の暗号資産(仮想通貨)を購入し、海外取引所などでUSDTに交換する方法が一般的です。
本記事では、USDTを入手する基本的な流れや手数料を抑えるポイント、購入したUSDTを暗号資産担保ローンなどに活用する方法を解説します。
本記事を読むことで、以下の内容が分かります。
- 国内取引所からUSDTを入手するまでの基本的な手順
- 保有するUSDTを売却せず、資金調達に活用する方法
USDTの特徴とリスクを正しく理解し、自分の目的に合った方法で活用していきましょう。
目次
USDTとは何か?特徴・基本知識を解説

ここからは、仮想通貨であるUSDTの特徴や日本国内での購入制限、そして具体的な入手手順についてわかりやすく解説します。
まずはUSDTの基本と、なぜ日本の取引所で直接買えないのかを整理していきましょう。
- USDTは米ドル連動のステーブルコイン
- 日本の取引所では直接購入できない理由
USDTは米ドル連動のステーブルコイン
USDTとは、1USDTの価値がおおむね1米ドルとなることを目指して設計されたステーブルコインです。
ただし、取引所での市場価格が常に1米ドルになる保証はなく、需給や市場環境によって一時的に価格が乖離することがあります。
この特徴は、価格変動の激しい一般的なデジタル通貨とは一線を画しています。例えば、ステーブルコインとビットコインの違いを理解すると、その安定性がより際立ちます。
ビットコインなどは価格の上下動が激しいですが、USDTは米ドルにペッグされているため、一時的な避難先として重宝されるのです。
また、同じステーブルコインの仲間にはUSDCや、日本円に連動するJPYCなどもあります。
これらは決済や分散型金融の分野で幅広く利用されており、実用的なデジタル通貨として2026年現在も世界中で急速に普及しています。
特にUSDTは市場規模が非常に大きく、多くのプラットフォームで基軸通貨のような役割を担っています。
| 通貨名 | 連動する法定通貨 | 主な特徴 |
| USDT | 米ドル | 世界最大級のシェアを持つ |
| USDC | 米ドル | 高い透明性と信頼性を誇る |
| JPYC | 日本円 | 日本円ステーブルコインとして日本国内での決済に便利 |
USDTを日本の取引所で直接購入できない理由
非常に便利なUSDTですが、2026年現在、日本国内の取引所では直接購入することができません。金融庁に登録されている電子決済手段等取引業者の取扱銘柄はUSDC、RLUSD、JPYSCであり、USDTは含まれていません。
そのため、国内の登録事業者を通じて日本円でUSDTを直接購入することはできません。
なお、法定通貨に連動するステーブルコインは、一定の要件を満たす場合、法令上は「暗号資産」ではなく「電子決済手段」に分類されます。そのため、日本の取引所に日本円を入金して直接USDTに交換するという取引は行えません。
国内でUSDTを手に入れるためには、まず国内の取引所で別の仮想通貨を購入する必要があります。
その購入した通貨を海外の取引所や外部の仮想通貨ウォレットへ送金し、そこでUSDTに交換するという手順を踏むのが一般的です。
少し手間に感じるかもしれませんが、この仕組みを理解すれば安全にUSDTを手に入れることができます。
また、日本円連動のステーブルコインであるJPYCの将来性を期待する声もありますが、海外の主要なサービスや取引で幅広く使えるのは依然としてUSDTです。
国内取引所と海外取引所を上手に組み合わせることが、2026年現在のスマートな仮想通貨の買い方と言えるでしょう。
USDTの買い方と購入方法の3ステップ

2026年時点では、日本国内の登録事業者を通じてUSDTを直接購入することはできません。
そのため、国内取引所で送金用の暗号資産を購入し、海外取引所でUSDTに交換する方法が一般的です。
基本的な流れは、以下の3ステップです。
- 国内取引所で送金用の暗号資産を購入する
- 海外取引所や仮想通貨ウォレットへ送金する
- 送金した暗号資産をUSDTに交換する
送金先の対応銘柄やネットワークを確認し、初回は少額から試しましょう。
ステップ1:国内取引所で送金用通貨を購入する
まずは、bitFlyerやCoincheckなどの国内取引所で送金用の暗号資産を購入します。
購入コストを抑えたい場合は、販売所よりも「取引所形式(板取引)」を利用するのが基本です。
販売所は簡単に購入できる一方、購入価格と売却価格の差であるスプレッドが広くなる場合があります。
送金用通貨には、XRPやビットコイン、イーサリアムなどが利用できます。
XRPは比較的低コストで送金できることがありますが、送金先がXRPの入金やXRP/USDTの取引に対応しているか確認が必要です。
ビットコインの送金を利用する場合も、送金手数料や着金時間、送金先の対応状況を事前に確認してください。
ステップ2:海外取引所や仮想通貨ウォレットへ送金する
送金用通貨を購入したら、USDTを取り扱うMEXCやBitgetなどの海外取引所へ送金します。
海外取引所の入金画面で、送金する通貨の受取アドレスを取得してください。
XRPを送る場合はXRPのアドレス、ビットコインの送金を行う場合はBTCのアドレスを使用します。
送金時は、以下の点を確認しましょう。
- 送金する通貨と受取通貨が一致しているか
- 送金元と送金先が同じネットワークに対応しているか
- 受取アドレスに間違いがないか
- XRPなどで宛先タグやメモが必要ではないか
アドレスやネットワークを間違えると、送金した資産を取り戻せない可能性があります。初めて利用する場合は、少額でテスト送金を行うと安心です。
UniswapなどのDEX(分散型取引所)を利用する場合は、海外取引所ではなく、メタマスクなどの仮想通貨ウォレットへ暗号資産を送金します。
その後、ウォレットをDEXに接続してUSDTへ交換します。
ステップ3:送金した通貨をUSDTに交換する
海外取引所に暗号資産が着金したら、現物取引画面でUSDTに交換します。
例えばXRPを送金した場合は、XRP/USDTの取引ペアを選び、XRPを売却することでUSDTを入手できます。対応する取引ペアがない場合は、別の通貨を経由して交換する必要があります。
DEXを利用する場合は、仮想通貨ウォレットを接続し、スワップ機能でUSDTに交換します。ただし、DEXではネットワークごとにガス代が必要です。
イーサリアムネットワークではETH、BNB ChainではBNBなど、利用するネットワークに対応した通貨を用意しておきましょう。
交換後のUSDTは、ほかの暗号資産の購入や送金に利用できるほか、DeFiのレンディングなどにも活用できます。
ただし、海外取引所やDeFiには、ハッキングやサービス停止、スマートコントラクトの不具合などのリスクがあるため、利用先は慎重に選ぶことが大切です。
購入したUSDTを売らずに活用する方法
せっかく手に入れたUSDTですが、ただ保有しているだけではもったいないと感じるかもしれません。
しかし、値上がりを期待して仮想通貨のガチホを続けたい場合、売却して現金化するのはためらわれます。そこで、USDTを手放さずにその価値を有効活用できる画期的な方法をご紹介します。
- 暗号資産担保ローンCryptoPawnとは
- USDTを売却せずに日本円を調達するメリット
暗号資産担保ローンCryptoPawnとは

CryptoPawnは、保有する暗号資産を担保として預け、日本円を借りられる暗号資産担保ローンサービスです。
ビットコインやイーサリアム、USDTなどを売却することなく資金調達できるため、暗号資産を保有したまま、急な出費や事業資金、新たな投資資金などに活用できます。
CryptoPawnの主なサービス内容は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
| 担保として利用できる銘柄 | ビットコイン、イーサリアム、USDTなど |
| 借入利率 | 月利0.1%、実質年率1.2% |
| 個人の借入額 | 5万円以上、5万円単位 |
| 法人の借入額 | 30万円以上、10万円単位 |
| 通常の借入上限 | 1,000万円 |
| 審査・入金 | 条件を満たした場合、最短即日に対応 |
個人は5万円から申し込めるため、まとまった事業資金だけでなく、比較的小規模な資金需要にも利用しやすい点が特徴です。
また、暗号資産の管理には、MPCやHSMなどのセキュリティ技術が採用されています。
保有する暗号資産を売却せず、その価値を日本円の資金調達に活かせることがCryptoPawnの大きな魅力です。
通常、暗号資産を売却すると、その時点で利益が確定し、課税関係が生じる可能性があります。
一方、CryptoPawnは暗号資産を担保として預ける仕組みのため、売却を避けながら必要な日本円を確保できます。
「USDTを保有し続けたいものの、手元の日本円も必要」という場合は、まず無料シミュレーションを利用し、借入可能額や返済条件を確認してみるとよいでしょう。
なお、利率や借入条件は変更される可能性があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
USDTを売却せずに日本円を調達するメリット
CryptoPawnを利用するメリットは、保有しているUSDTをすぐに手放さず、日本円の資金需要に対応できることです。
主なメリットとして、次の3点が挙げられます。
- 米ドルに連動する資産を保有し続けられる
- USDTを売却するタイミングを自分で判断できる
- 納税資金や事業資金など、幅広い用途に活用できる
USDTを日本円へ換金すると、保有している米ドル連動資産は減少します。一方、CryptoPawnでUSDTを担保にすれば、USDTを保有したまま、必要な日本円を確保できます。
また、USDTを急いで売却する必要がないため、為替相場や自身の資産運用方針を踏まえて、将来の売却時期を判断できる点もメリットです。
USDTは米ドルへの連動を目指す資産ですが、日本円換算の価値はドル円相場によって変動するため、売却するタイミングが運用結果に影響する場合があります。
借り入れた日本円は、例えば以下のような用途に活用できます。
- 暗号資産取引で発生した税金の支払い
- 事業の運転資金や仕入れ費用
- 急な生活費やまとまった支払い
- 新たな投資機会に備えるための資金
一般的に、暗号資産を担保として差し入れて日本円を借りること自体は、直ちに暗号資産の売却とは扱われません。
ただし、返済方法や代物弁済など、その後の取引内容によって仮想通貨の税金が生じる可能性があります。
USDTを保有し続けながら日本円も確保したい場合は、売却だけでなく、暗号資産担保ローンを活用する方法も選択肢の一つです。
手元のUSDTを換金する前に、CryptoPawnの無料シミュレーションで借入可能額や返済条件を確認してみましょう。
まとめ:USDTの購入方法と活用法
USDTは、1USDTがおおむね1米ドルとなるよう設計されたステーブルコインです。
2026年時点では、日本国内の登録事業者を通じて直接購入できないため、国内取引所で送金用の暗号資産を購入し、海外取引所でUSDTに交換する方法があります。
DEXを利用する場合は、暗号資産を仮想通貨ウォレットへ送金し、接続後にUSDTへ交換します。
送金時は、対応銘柄やネットワーク、受取アドレスを確認し、初回は少額から試すことが大切です。
入手したUSDTは、暗号資産の取引や送金、DeFiなどに活用できます。また、すぐに売却せず日本円を確保したい場合は、暗号資産担保ローンも選択肢です。
CryptoPawnでは、USDTを担保に日本円を借りられるため、米ドル連動資産を保有しながら必要な資金を調達できます。
売却以外の活用方法を検討する方は、無料シミュレーションで借入可能額や返済条件を確認するとよいでしょう。
USDTの買い方に関するよくある質問
クレジットカードでUSDTを購入することはできますか?
一部の海外取引所や仮想通貨ウォレットの連携サービスでは、カード購入に対応しています。ただし、日本から利用できないサービスや、カード会社の判断で決済が拒否される場合があります。手数料と事業者の登録状況も確認しましょう。
購入したUSDTはどこに保管するのが安全ですか?
取引に使わないUSDTは、秘密鍵を自分で管理する仮想通貨ウォレットへ移す方法があります。ハードウェアウォレットも選択肢ですが、安全を保証するものではありません。復元フレーズをオンラインに保存せず、紛失や漏えいを防ぎましょう。
USDTを保有しているだけで利益を得る方法はありますか?
保有しているUSDTを仮想通貨レンディングサービスやDeFiのプールに貸し出すことで、金利による受動収入を得ることができます。ただし、運営事業者の破綻やスマートコントラクトの不具合に注意が必要です。
USDTの取引で得た利益にはどのような税金がかかりますか?
USDTの売却・交換・運用で利益が出た場合は、課税対象になる可能性があります。取引内容によって税務上の扱いが異なるため、個別確認が必要です。暗号資産の分離課税制度は成立していますが、現時点では施行前で対象も限定されています。


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